小さめのリゾート風エクステリア

以前、見たことのあるリゾートにあった憧れの青い芝生が広がる庭。我が家にも取り入れたい素敵なエクステリアや庭ですが、スペースが取れずあきらめてしまうこともよくあることです。小さな場所に憧れのエクステリアを実現する場合は、デザインにあわせたエクステリアの材料や色で補う方法がおすすめです。あこがれているリゾート地を再現できる材料に目を向けてみましょう。

地中海の辺りのリゾート地は花崗岩や大理石といった石材をふんだんに使った建物が多く、漆喰で塗られた白い色の壁や塀が連なった街並みが空や海の青と対峙して鮮やかな美しさを引き立てています。通りから見ると石でできた壁だけの家、そこにある小さな門をくぐるとその中は、中庭が広がっていることが多い地中海のリゾート地です。ローマ帝国時代の古い石畳もその一つで、風が吹き抜ける印象が残る地中海周辺のリゾート地は石と壁は欠かせないエクステリアの材料です。

森林にたたずむ家を再現した高原にあるリゾート地に憧れがある場合は、風が抜けるエクステリアでリゾート地の雰囲気を作り出します。木々が織りなす木陰の心地よさをデザインするとよいでしょう。このようなリゾート風のエクステリアには植栽が重要です。憧れの地に自生する植物のようすを再現することも大切な条件になります。成長の遅い木々を植えて樹形の変化がないように工夫します。

憧れのリゾート地に欠かせないこのようなアイテムを見つけて用いることでリゾート風エクステリアに仕上がります。憧れのリゾート地の一押しの捨ててはならないアイテムをエクステリアのデザインに組み込んでいきます。

狭い場所にエクステリアを組み込む場合は建物との調和が大切です。家の仕様を決める段階からエクステリアを考えた色合いにしておき、譲れない憧れのリゾート地のアイテムを使って玄関のデザインと一体化させます。広がりを意識した敷地のフェンスをつくらないデザインもおすすめです。