古いウッドデッキはリフォームが必要です

中古住宅の購入時から設置してあるウッドデッキや、長い間住み続けた家に設置してあるウッドデッキは、すぐにでもリフォームする事をおすすめします。必ずリフォームしなければいけないという事はありませんが、古いウッドデッキで天然木で作られている物などはとくにリフォームをおすすめします。

その理由ですが、古い天然木で作られたウッドデッキは見た目は何ともなさそうでも、木の内部がシロアリによって食い荒らされているという事が多いからです。木の内部がスカスカになってしまっているわけですから強度も非常に低く、上を歩いただけで床板が割れてしまったり、ウッドデッキ自体が崩れてしまう事もあります。大人はもちろんの事、子供が乗っても壊れてしまう事もありますので、怪我をする前にリフォームして新しいウッドデッキに作り替えて下さい。

ウッドデッキをリフォームする際ですが、天然木ではなく人工木のウッドデッキを選ぶ事をおすすめします。先ほど書いたように、天然木はシロアリの被害に遭いやすく、耐久性の面で難があるというのがその理由です。床板の一部がささくれ立って危険な事も多いですし、反りで釘が飛び出してくるという事もあります。もちろんメンテナンスなどをこまめにする事でそれらの事が防げる可能性もありますが、こまめなメンテナンスは時間とお金が掛かりますので、あまり多くの人におすすめする事は出来ません。

一方人工木は防虫処理をしなくてもシロアリの被害に遭う事は少なく、床板がささくれ立つような事もありません。酷い反りなどもありませんので、釘が飛び出す心配もありません。その為、メンテナンスの手間が最小で済みます。お金も時間もほとんど掛かりませんので、多くの人におすすめ出来ます。見た目が天然木と比べると劣りますが、最近では見た目を重視した人工木もありますので、大きなデメリットとなる事はありません。耐久性が高く長期間安心して使えますので、選べるようでしたら人工木の方を選ぶ事をおすすめします。